四肢麻痺により全介助が必要な患者様で、辛うじて左肘を曲げることが可能ですが手が口まで届かない為、食事も介助が必要でした 。
一週間に５日、マッサージと機能回復訓練を続けた結果、約１年半程で手が口まで届くようになり、パンやおにぎりなど手で掴んで食べる物は、ご自分で食べられるようになりました。

両足に力が入らず移乗時の立位のみ可能な患者様で、ご本人様の「歩きたい！」という強い希望で一週間に４日、マッサージと機能回復訓練を続け約２年程でバーを持っての歩行が可能になりました。
初めは２〜３ｍでしたが徐々に歩行の距離も伸びています。

化膿性脊椎炎の手術後は座ることもで きなかった患者様で、ご本人様の「昔のように歩きたい」という強い思いがあり一週間に５日、マッサージと機能回復訓練や歩行訓練などを行った結果、約１０ヶ月で歩行器を使用しての歩行が可能となりました。

移乗時に立位はできるものの、両足に力が入らず歩行が困難な患者様で、ご本人様は「杖で歩けるようになって、たくさん外出がしたい」という思いがありました。
下肢の筋力強化運動などを行い、まずは歩行器を使用しての歩行練習を行い一週間に３日のマッサージと機能回復訓練により約９ヶ月で杖歩行ができるようになりました。

関節の拘縮が酷く、更衣の介助の際には大きな声を出して痛みを訴えていました。
一週間に５日のマッサージと関節運動を続け、約２年程で拘縮が緩和し更衣の際にも痛みの訴えがなくなりました。